酒の旨み
先日、お隣さんから茎わかめとキクラゲの佃煮を頂きました。
佃煮といえば通常醤油っ辛いものなので、私はあまり好きではないのですが、お隣りの奥さんの炊いたものは辛すぎず甘すぎず、出汁の風味が程よく効き、非常に調和のとれたお味なんです。
それに、茎わかめやキクラゲは、咀嚼が困難な父に無理だろうと思っていたのですが、お隣りの奥さんの炊いたものは、そこそこの歯ごたえがありながらも軟らかい。
そこで、これはいけるかな?と思いちょっとだけ父のところへ持っていきました。
晩御飯。
キクラゲの一本を箸でつまんで口に入れた父。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
次に、器ごと手に持ってゴボッとかき込んだ。
「ベテランの味やー!」
褒め方が、娘に対する褒め方と違っていたので、ちょっと複雑な心境でしたが、喜んでくれたので嬉しかった。
で、私も同じものを作ってみようと思い、お隣りの奥さんに教えてもらいました。
【材料】
茎わかめ 500g
キクラゲ 30g
干しいたけ7~8枚
しめじ300グラム
濃口醤油 200cc
砂糖(ざらめ) 200g
酒 100cc
味醂 30cc
酢 40cc
山椒の実 20~30g
出しの素 8g入り2袋
【作り方】 なんと簡単。
茎わかめは塩抜きを兼ねてさっと湯がく。干ししいたけ、キクラゲは水で戻しておく。
鍋に全ての材料を入れ、とろ火で2時間程度。
以上。
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意外だったのは酢を入れることでした。それに、即席のだしの素を使っていたこと。
そして水を入れず、代わりに日本酒を入れます。だから美味しいのだと思います。
友達ののりちゃんが、水の代わりに日本酒を使う、ということを書いていたのを思い出しました。
日本酒って凄い!
うちは、お金がないのでパパはいつも焼酎です。
この数日前、お墓参りに行きまして、お姑さんがお供えのワンカップを置いていったので、グッドタイミングでした。
これからは、料理には日本酒。
パパは焼酎です。
by hiruu | 2009-03-21 02:28 | 食