欅と楠 No.2
回収した要望書には
「こっちを伐採してあっちは残して欲しい」
「あっちを伐採してこっちは残して欲しい」
と、ご近所でよく話し合われていないのが丸出しでした。これは予期していたことでもありましたけどね。
自然環境よりも生活環境を重視するという方向で検討を重ねていたこともあり、
「冬場は日がほとんど当たらない」
の数件からの要望を重く受け止めた結果、こっちとあっちは双方とも伐採と役員会で決定を下しました。そして決定通知書をお配りした数日後、
「あの家のおっさんがなんやかやとうるさい」
と何人かの方からお聞きしたので、後々のいざこざを懸念してお電話でお話を伺うことにしました。
その方の言い分は次のとおりでした。
「もっと話し合うべき。発言力の弱い人の意見を十分聞いていない。こんな決定のし方は納得できない。」
とおっしゃるので、数年前からよく話し合われてきた問題なんだけどなぁ、、、と頭の隅では思いつつも、
「要望書に ‘近隣の方とよくご相談のうえで’ と書いてあるけど、私は誰からも相談なんかされていない!」
という極めつけの一言を頂いたので、
そりゃあんたのその性格が災いしとんじゃ~~~~と思いましたが、おっしゃることも理解できるので、再度の要望調査をすることにしました。お配りする用紙には 無記名で結構です の一文も忘れずに書き込んでおきました。 つづく。
問題の楠。
by hiruu | 2007-06-28 22:17 | 日記