柳生の里4(跡地)

柳生石舟斎の息子宗矩さんが建てた陣屋の跡です。
礎石と井戸が残ってますが、何もないといえば何もないです。
私はこういう殺風景な場所が結構好きで、綺麗に刈られた芝の上に腰を下ろし、あまり人もこないのでしょうか、それとも石垣で囲まれた土台の上に嬉しそうに上がる人なんていないのでしょうか、そこに生えているシメジ茸のようなキノコを指でいじくりながら、ほげーとしました。
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写真右側、緑木のすぐ前にある円形の石垣が井戸です。井戸の直径はかなり大きく、頑丈な金網で蓋がされていました。
中を覗くと丈高い草がたくさん生えてて底は見えませんでしたが、ここで様々な想像が私を楽しませてくれました。

この辺が台所だったんかな、だったらあの辺が食事室かな。
ぬれ縁がここと、あそこと、あっちにもあったかな。
ここからどっちの方角を臨めたんだろう。
ご飯を食べながらあっちの山が見えたかな。
ここで筋肉質の男が水を汲み上げたんだろうか。
白ふんいっちょで行水なんてしてたかも。
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ここはぽっこりした丘の上に位置しています。
私は急な階段を上ってここへ来ましたが、狭い車道が丘の向こう側へ廻っていて、そちらからだと段差もなく自転車で上がって来ることもできます。



下の写真は芳徳禅寺から見下ろした陣屋跡です。始め芳徳寺の庭に立ったとき、下方に見えているのが陣屋跡だとは気づかずに撮りました。
そういえば、芳徳寺は石舟斎さんが祭られているのでした。
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史跡公園として整備されるまで、跡地には小学校が建っていたそうです。
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by hiruu | 2005-11-16 01:44 | 日記