懐かしの玩具。

人の話に異様にうなずく人
こんな置物をご存知の方はいらっしゃいますか?
高度成長の昭和の時代、けっこうあっちこっちで見かけたものです。
私が子供のときも、私が悪さをしないようにと家の棚の上に置かれてありました。

コップの水に口先だけ浸しながら振り子のように規則的な動きを繰り返していた鳥が、急にズブッと傾くんですよ。
いつズブッといくか、何度目の屈伸でズブットいくか、私は予想をたてながらまるで一人博打でもするような心持でいつまでも手の届かない高い棚の上を眺めていたものでした。


小学校の帰り道、たまに道草をくうことがあったのですが、なぜか広い道路沿いに“○○のおもちゃ”の看板を掲げたお店がありました(当時はどういうわけか広い道路沿いにあったのです)。私は、おとなの人が遊ぶ玩具って、いったいどんなおもちゃなんだろう。きっととても難しいプラモデルとかがあるのかな、といつももの凄い興味をもって店の前に立っていたのですが、ウィンドウには家にあるのと同じ平和鳥が一組飾ってあるだけでした。
閉まっている引き戸を開ける勇気は子供の私にはなく、ただ赤と緑の水の揺らめきをだまって見つめていました。

年頃になって、この平和鳥がどうして○○のおもちゃなのかと不思議に思ったものでしたが、今になってやっと深くうなづくことができました。

当時流行のものを ただ飾ってあった、 それだけのことだったんですね。

平和でしたね、あの頃は。


敬愛する哲学サイト様へ。その内容とはまったく関係がないというのに、勝手ながらトラックバックをつけさせて頂き大変失礼いたしました。それと“平和鳥”という名称を知ったこと、久しぶりに懐かしい写真を検索し得たことを感謝します。
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by hiruu | 2005-07-14 01:57 | 日記