春の大和で藍染め その1

先日のりちゃんと大和郡山へいってきました。目的はお花見ではなく藍染め体験。
父の介護ですっかり出不精になっている私のために、のりちゃんが計画を練ってくれたのでした。

行程は、
郡山で待ち合わせ(10:00)→工房で藍染め体験(約2時間弱)→昼食(予約制の和食の店)→郡山城散策→帰途(14:45)

さっそくですが私の作品です。布を細かく蛇腹に折って、捻って輪ゴムでくくってみたら、こんなのになりました。
1m10cm四方の大きさです。
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藍は蓼(たで)という植物から作られます。と書くと、葉っぱをゴリゴリして出た汁で染めるのかと勘違いしそうですが、そうではありません。

作品作りに入る前に、工房の店主さんがとても丁寧な説明をしてくださったのですが、、、かいつまんで書くと次のようになります。

葉っぱを乾燥→発酵→乾燥 これで‘すくも’と呼ばれる染料になります。発酵を促すバクテリア菌を育てるため、この‘すくも’に餌をやるのですが、餌はふすま・・小麦の皮 です。
そして再度の発酵→高濃度のアルカリ性となり、これが染液となります。
布地をこの染液に浸し、水にさらす。水に晒すことによって初めて藍の色が出ます。

実は、店主さんの説明は詳しすぎて、‘酸化’‘還元’という言葉や、さらに化学式が出てきたりなんかして、私にはよく解からないのでした。

店主さんは説明に入る前に、黒い固形状の‘すくも’を見せてくださいました。
私はめずらしいものがあると何でも手にとってその匂いと味を確かめたくなります。
上に書きましたように、藍は蓼(たで)という植物から作られています。“蓼喰う虫も好き好き”といわれるあの蓼(たで)です。


「ちょっと、なめてみても、いいですか?」

「え!」


やめた方がいいということでした。



工房の店主さんは、藍をとても愛してらっしゃいます。詳しい説明からもその愛情はよく伺われました。そして工房内には額に入れられた芸術作品の他、藍染めで作ったワンピースやストール、テーブルクロスに暖簾などたくさんの作品が飾られていました。
だから、私が「風呂敷を作りたい」と言うと、あまり良い顔をされませんでした。

「壁に飾ろうかな? ピアノの上に掛けたりしてもいいな。」

ということで、いよいよ布地をカットする段階になったのですが、

「何十センチぐらい切りましょうか?」

「幅と同じ長さでお願いします。」 (幅と同じ長さ=正方形⇒風呂敷)


店主さんごめんなさい。


(つづく)
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by hiruu | 2009-04-14 00:13 | 日記