今年の正月

父は年のわりには味の濃いものを好みます。
たとえばお好み焼きとかトンカツとか、
カレーとか、
肉は脂の多いほうがいいみたいで、
すき焼きなどしたときは、とろける前の脂のかたまりを食べています。

だから、根菜の煮たものとかがあまり好みでないことはわかっていたのですが、
せっかくのお正月だし、日本の風習を 日本の節句というものを せめて気分だけでも味わってもらいたいと、娘は小さな重箱にそれはそれは拘って拵えたお煮しめを詰めて、父宅へ続く坂道を上って行ったのです。


「食べるかどうかわからへんけど、ちょっとだけ持ってきたで。」

「・・・・・・・・・・・・・」
(このとき、父は昼食のうどんを食べていました)


(この日の晩御飯は蟹すきでした)




1月2日 昼  重箱の蓋が開いた。

「・・・・・・・・・・・・・」


同日 夜  再度重箱の蓋が開いた。

「これは、それぞれ味を変えて、別々につくったんか」

「え?そりゃ、小芋はぬめりをとって、別の鍋で作ったけど。海老は濃い目の味がええと思って、別の味やけど。他は、いっしょやで?
利尻産の昆布で濃い目の出汁とって、味はちょっと薄いけど、、、。」

「あのな、例えばな、ゴボウは甘辛く、ダイコンは昆布と塩味を利かせるとか、レンコンはまた違った風味にするとか、それぞれに特徴をもたせるんや。お節というもんは、もの凄い手間がかかるもんやねん。
だから、売ってるお節は高いんや」

問題のお煮しめ
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来年はそれぞれに特徴をもたせて作ろうと思います。


ついでに昨日のテールスープ
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こちらは完食でした。
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by hiruu | 2009-01-22 01:36 | 日記