虹の環

昨年からずっとマスクを愛用しています。

最初は風邪防止のつもりでした。
だって、私が風邪なんぞひいて父にうつしてしまったら、さあ大変!ですもんね。



マスクというと、小学校の給食当番と、震災ボランティアで救援物資の仕分けに行ったときにしたぐらいで、私にとってかなり付け心地の悪い物でした。

というのは、私は鼻が低いので、マスクで覆うと鼻周辺の空間がほとんどなくなってしまうからなのです。

それはとてもとても、苦しいのです。



それが最近の紙マスク。
鼻のところが立体的に形作られるようになっています。少し山折りにしておけば、鼻周りに十分な空間が確保でき、ちっとも苦しくありません。
分解してみると、パンとかお菓子の袋をキュッと閉じる、あの短い針金が入っていました。

そして付けているのを忘れるくらい軽く、耳にかける紐の部分も違和感がないので、仕事中もはずすのを忘れていたところ、誰にも何にも言われません。

付けたまましゃべっても声は十分聞こえているらしく、だったら仕事上何の差し支えもないでしょう。
結局冬休みに入るまで、ずっとマスクを付けたまま仕事をしておりました。



しばらくの間マスクを付けていると、気づかなかった効能が発見できるようになりました。
風邪の予防、なんてのは序の口で、そんなこと以外にこれは凄い!と感じたものを2つご紹介します。

1.美肌効果
自分の吐く息でマスク内の空間に適度の湿気がもたらされます。
冬場の乾燥はお肌にとっては大敵。また、じゃばら状に加工されたところを引き降ろせば、顎の下から首にかけても美肌効果が期待でき、しかも暖かいので重宝します。

2.虹の環効果
眼鏡をかけていると、自分の吐く息がマスクの上部からもれて眼鏡が曇ってしまいます。
夜、お出かけするときに、眼鏡を曇らせたままでちょっとの間がまんしてみてください。
街灯や、家々の門灯の周りに虹色の環ができて、あっちを向いてもどっちを向いても虹の環だらけ。そこはすばらしい世界です。※注



私は父の介護のために、1日3回程度自分の家と父の家を行き来しています。父の家は近くにありますが、途中とてもきつい坂道があるので、寒い夜なんかはちょっと億劫だったりしていました。

でも、このすばらしい世界を知ってからというもの、どんな寒い日だってもう平気。
むしろ、楽しみにさえなっています。

私はこれからも、マスクを愛用し続けることでしょう。

※注
交通量のある所では避けること。また、よく慣れた道であっても停車中の車や電柱にぶつかったりするので気をつけなければいけないということ。  以上を明記しておきます。
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by hiruu | 2009-01-15 02:48 | 日記